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日本茶産業の未来を切り拓く:フィリピン発抹茶ブランド「Chotto Matcha」が示す、次世代のブランディング戦略

更新日:4月14日

Amelias「スタートアップ支援金」採択に見る、若き学生起業家が挑む「衰退 産業」の再定義と、お茶農家の価値を世界へ届ける熱意



株式会社MISAKUが運営するフィリピン発抹茶ブランド「Chotto Matcha」は、AmeliasとThe Coca-Cola Foundationが連携する「スタートアップ支援金」に採択されました。全国約100名の応 募から選ばれた8名の中で、当社は最年少の学生起業家としてピッチに登壇。世界的な抹茶ブーム の裏側で日本茶産業が抱える課題を深く掘り下げ、お茶農家のストーリーを核とした新たなブラン ディング戦略と、その未来への熱い想いを語りました。




世界的な抹茶人気の一方で、日本茶産業が抱える構造課題に向き合う

近年、「抹茶」は世界中で大きな注目を集め、健康志向の高まりや和食ブームを背景に、その需要 は飛躍的に拡大しています。数年前とは比較にならないほど、海外の市場では抹茶がトレンドとな り、多様な商品やサービスが生まれています。私たちが運営する「Chotto Matcha」も、この世界 的なムーブメントの中で、フィリピンに3店舗、そして東京・浅草にフラッグシップストア1店舗を 展開し、国内外へ抹茶の魅力を発信してまいりました。 しかし、この華やかなブームの裏側で、日本の「お茶産業」全体が直面している深刻な課題がある ことを私たちは肌で感じています。一般的に「衰退産業」と認識されがちな日本茶産業は、将来的 な後継者不足や、一次産業特有の構造的な問題を抱えています。せっかく世界が日本茶に注目して いる今だからこそ、抹茶が単なる一過性のブームで終わることなく、静岡をはじめとする日本の茶 葉が、海外市場で「正しいポジショニング」を獲得し、持続可能な産業へと発展していくための、 継続的なブランディングと戦略的な発信が不可欠であると私たちは考えています。




Amelias「スタートアップ支援金」採択に見る、若き挑戦者の新たな視点

このような状況の中、株式会社MISAKUは、Amelias(アメリアス)がThe Coca-Cola Foundation (TCCF)とのパートナーシップのもと実施する「スタートアップ支援金」に採択されるという、大変光栄な機会をいただきました。


本支援金は、アーリーステージの女性起業家を対象に、最大 15,000ドルの資金給付に加え、事業のスケールアップに必要なメンタリングやスキル育成を組み合 わせた、非常に手厚い支援を提供するものです。全国から約100名の応募があった中で、わずか8名 のみが選出されるという狭き門でした。


そして、このたびの採択者8名の中で、私たちは最年少の学生起業家として選出され、その後の ピッチの機会に登壇させていただきました。この採択は、私たちの事業が持つ潜在的な可能性だけ でなく、私たちが掲げる「日本茶産業の未来を切り拓く」という強い意志と、若い世代ならではの 視点が評価された結果であると受け止めております。The Coca-Cola Foundationという世界的な 財団からの支援は、私たちの取り組みに大きな信頼性と推進力をもたらしてくれるものと確信して います。




ブームを越え、持続可能な未来へ:Chotto Matchaが選ぶ道

私たちがChotto Matchaの事業を通じて目指しているのは、単に抹茶を提供するカフェ事業に留ま りません。私たちは、「抹茶」を軸に日本茶の魅力を国内外へ発信しながら、その背景にいるお茶 農家の価値が正しく伝わる流通・ブランドづくりを目指しています。このビジョンこそが、私たち の事業の根幹であり、他のカフェとの決定的な差別化ポイントであると捉えています。 ピッチの際にも、コカ・コーラ社の広報部ディレクターやシニアマネージャーの方々から、「他の カフェとどのように差別化しているのか」というご質問をいただきました。私たちは、その差別化 の核は「プロダクト単体」にあるのではなく、むしろ「背景にいるお茶農家のストーリー」にこそ ある、と明確にお答えしました。


例えば、一杯の抹茶の裏側には、茶畑で丹精込めて茶葉を育て、加工する農家の方々の並々ならぬ 努力と情熱があります。しかし、そのストーリーや価値が、消費者、特に海外の消費者には十分に 伝わっていないのが現状です。私たちは、この見えない価値を可視化し、農家の方々の想いや技術 を「Chotto Matcha」というブランドを通じて世界へ届けることを使命としています。


そして何より、私たち自身が若い世代として、日本茶産業が抱える課題に対し、真正面から、そし て「本音でぶつかっている」という起業ストーリー自体が、ブランドの付加価値になると信じてい ます。この正直で情熱的な姿勢こそが、お客様やパートナー企業の皆様との間に深い共感と信頼を 生み出す原動力となると考えているのです。




お茶農家の物語を世界へ:Chotto Matchaが描く解決策

ピッチでは、私たちはさらに具体的な解決策を提示しました。世界から日本茶への注目が集まる今 だからこそ、将来的な後継者不足や一次産業の構造課題といった問題を、長期的な視点で解決して いくための第一歩として、Chotto Matchaが国内外へ日本茶文化を発信する「ハブ」となる構想を お伝えしたのです。


この「ハブ」としての役割は多岐にわたります。具体的には、 *お茶農家との直接的な連携:** 適正な価格での茶葉の仕入れはもちろんのこと、農家の方々の 栽培方法や哲学、地域に根ざした歴史などを深く掘り下げ、その「物語」をコンテンツとして発信 します。 *多角的な情報発信:** カフェでの体験提供はもちろん、SNS、ウェブサイト、イベントなどを 通じて、日本茶の多様な魅力や文化、そして農家の皆様の顔が見える形で情報を届けます。 *新たな価値創造:** 抹茶を軸にしながらも、日本茶の持つ可能性を広げる新しい商品開発や、 他産業とのコラボレーションを通じて、日本茶の消費機会を創出します。


これらの取り組みを通じて、私たちは日本茶産業に新たな活力を吹き込み、若い世代が魅力を感じ るような産業へと変革していくことを目指しています。Ameliasからの資金給付やメンタリング、 スキル育成の支援は、この構想を現実のものとするための強力な後押しとなるでしょう。私たち は、この支援を最大限に活用し、事業の加速化と、より多くの人々に日本茶の真価を伝えるための 活動に邁進してまいります。



日本茶文化のハブを目指して:未来へ繋ぐ株式会社MISAKUの挑戦

株式会社MISAKU代表の本橋桜と本橋岬は、今回の採択とピッチ登壇の機会に対し、次のようにコ メントしています。

「このたびAmelias『スタートアップ支援金』に採択いただき、採択者最年少の学生起業家として ピッチの機会に登壇できたことを、大変光栄に思います。抹茶が注目される今だからこそ、静岡を はじめとする日本茶が海外で“正しいポジショニング”を獲得できるよう、ブランディングと発信を 強化していきます。背景にいるお茶農家のストーリーと、私たち自身の挑戦の物語をまっすぐに届 け、後継者不足など長期的な課題解決に向けた第一歩となる“ハブ”を目指してまいります。」


私たちの挑戦は、まだ始まったばかりです。しかし、世界的な抹茶ブームという追い風と、 Ameliasからの強力な支援、そして何よりも「お茶農家の価値を正しく伝えたい」という私たちの 揺るぎない情熱があれば、日本茶産業の未来は明るいと信じています。 Chotto Matchaは、これからも「日本茶文化発信のハブ」として、農家の方々と世界中の消費者を 繋ぐ架け橋となり、後継者不足や一次産業の構造課題といった社会的な問題を、若い力と新しい視 点で解決していくことを目指します。皆様には、ぜひ私たちの今後の活動にご注目いただき、共に 日本茶の新たな未来を創造していくことを願っております。



Chotto Matchaについて

Chotto Matchaは、抹茶を軸に日本茶の魅力を国内外へ発信するカフェ事業です。カフェ運営およ び抹茶卸を行い、現在フィリピン4店舗、東京・浅草にフラッグシップストア1店舗を展開していま す。

 
 
 

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